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天井は高い方が良い? (家づくりの極意ポイント:プランニング編)


 皆さんも一度は耳にしたことがあるはずです、「子供の情操教育のためには、高い天井が適している」と。そのためかどうかはわかりませんが、一時は住宅メーカーなども高い天井が売り文句の一つになっていました。

 確かに、低い天井は圧迫感があって閉鎖的であることから、子供の情緒性に影響与えるという報告もされています。また、伝統的な日本家屋の和室の天井は、洋式の部屋に比べると低めであることは事実です。平均身長が伸びていることも考慮すると、確かに天井は高くしてしたいという希望が出てくるのも頷けます。

 そのためか、圧迫感の無い開放的な空間のいきつく先として吹き抜けが多用される傾向が生まれました。今でも、多くの住宅展示場のモデルホームなどでは吹き抜けが少なくとも一か所は採用されていると言っても過言ではありません。もちろん、高い天井や吹き抜けが駄目だというわけではありません。ただ、それが万人にとっての正解であるというわけでもありません。

 いささか極端な例ではありますが、体育館のような天井が高い空間を落ち着く空間と感じられるでしょうか。あれだけの広さがあっても、やはりあの高さは逆に圧迫感を生みます。伝統的な日本建築では、和室の天井もその広さで調整していました。4畳半よりも8畳の和室は少し高めの天井にしてバランスを取っていたのです。

 落ち着く空間というのは、広さと高さといった絶妙のバランスで形成されます。そして、そのバランスも万人共通ではなく、人の好みによって異なり、また、部屋の用途によっても異なります。重要なことは、高ければ良いという安易な考え方ではなく、バランスを常に考えなければならないということです。住宅展示場などを上手に利用して、自分好みのバランスを見つけ出してください。


これ以外にも、皆さんに合った様々なアイデアがあります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。




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