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空間を広く見せる (家づくりの極意ポイント:プランニング編)


 広い部屋というのは家づくりにおいてほとんどの人が持つ理想です。しかし、日本においては土地の問題や予算の問題などで希望通りの広さを実現することは容易ではありません。そんな時に活用したいのが、プランニングによる開放感です。

 日本家屋では、古くから様々な工夫で広さを演出してきました。例えば、広縁も普段は外との区切りであり、部屋とは隔てたものです。しかし、いざ冠婚葬祭などで広い空間が必要になった時には部屋の一部として取り込めるような工夫がされていました。そして、この広縁などで良く使われる雪見障子は、上部は障子、下部は板などで閉じられているものの、建具の中央部分はガラスで見通せるようになっています。これによって、部屋としては仕切っているものの、視覚的な空間としては外の景色が見えることで広がりを演出しています。また、上下の視覚的仕切りは外から全てを見せないという工夫にもなっています。

 何よりも避けなければならないのは、視覚的な圧迫感です。明るい色、原色に近い色で、かつ、一色の壁などは視覚的にも目立つため、明確に空間の広がりを止めてしまい、圧迫感を生みます。また、調度品の飾り方一つでも視覚的な空間の広がりは大きく変わります。茶室などは、非常に狭い空間で侘寂を演出しつつ、躙り口、床の間などの工夫で圧迫感を生まないような工夫がされています。

 人の目線の高さ、これは立った時はもちろん、洋間であれば椅子に座った時、和室であれば畳に座った時の目線に圧迫感を生むようなものを置かないということも有効です。壁に絵などを飾る場合でも、壁の広さと壁までの距離を考慮して、飾る絵のサイズを決める必要があります。また、視覚空間的な広がりの演出は、くつろいだ状態(椅子に座る、畳に座るなど)での目線よりも上にすることでよりその効果を高めることができます。むしろ、目線よりも下は落ち着いた印象を与えるために、一定の引き締め感を出すとよいでしょう。


これ以外にも、皆さんに合った様々なアイデアがあります。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。




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