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家づくりの基礎知識(モデルハウス(住宅展示場)の見方)


 モデルハウスといえば、大手メーカーの象徴でもあり、メーカーのコストアップの象徴とも感じている方が多いと思います。そして、モデルハウスはここぞとばかりにふんだんに豪華なオプションを装備しており、分かりにくくて実際にはあまり役に立たないと考えておられる方も多いかもしれません。確かにそういった側面を持っていることは確かです。しかし、見方を変えればモデルハウスは家造りにおいて様々な面でとても役に立つ存在です。重要なことは、何を目的にどこを見るかということです。

 モデルハウスに行くと、外観はもちろん、ついついキッチンやお風呂に代表される水周りの豪華設備や、内装仕上げなどに目が行ってしまいます。しかし、設備などの豪華さに目を奪われてしまうとモデルハウスの有効性は半減してしまいます。モデルハウス見学で最も重要なことは、体感することなのです。

 廊下や階段の幅、部屋の広さ、天井の高さはもちろんのこと、質感などは図面や写真からだけで想像することはとても難しいものです。キッチンにしても、シンクの大きさや水栓の使い勝手は実際に触ってみないとわかりません。お風呂の広さや浴槽も仕様書の寸法だけでは分かりません。同じサイズで記載される浴槽でも、背中部分の傾斜や左右の突起で入り心地はかなり変わってきます。このように、家造りで重要になってくるポイントの多くが体験してみない分からないことなのです。

 しかし、通常個人でこれらの体験をして確かめることというのはほとんど不可能と言ってもよいでしょう。ところが、モデルハウスに行けばこれらの体験が容易に、しかも無料でできるのですから、目的さえ間違えなければこれほど便利なものはありません。全体が気に入ればそのモデルハウスのメーカーに依頼すれば良いでしょうし、残念ながら気に入らなければモデルハウスの中身だけを参考にさせてもらえば良いことです。メーカー側もそういったことも想定してコスト計算していますから、遠慮することはありません。

 では、実際にどのように見ていけば良いのかついて、いくつかの代表的ポイントを解説してみたいと思います。 


外観


 屋根の形や家全体のイメージを作り上げていくための参考とすると良いでしょう。洋風、和風や、洋風でもアメリカンスタイル、ヨーロピアンスタイルなど様々なものがありますから、自分の好みはどの外観なのかを比較しながら考えていきましょう。
 また、屋根や外壁の部材の種類、窓なども家のイメージを大きく左右するものであり、かつ、寿命やメンテナンス性にも影響を与えるものですから、できるだけ多くのものについて見学すると良いでしょう。色も、カタログや小さな見本で見るのと、実際に家に使った時では印象が大きく変わることが多いので、そういった部分も参考にできるでしょう。また、汚れ具合や劣化具合なども確認すればメンテナンス性や耐久性はもちろんのこと、そのメーカーの姿勢も見ることができるでしょう(見せるためのモデルハウスの管理が不十分なメーカーが現場を十分に監理できるでしょうか)。
 そして、最近はほとんどがそうですが、総合住宅展示場では様々なスタイルの家が集まっていますから、それらを比較すればやりやすいでしょう。
 

玄関


 間口の広さや土間の広さなどを中心に見ると良いでしょう。間口については、最近の主流である親子扉も両方を開けてみて広さを確認しましょう。土間も、週末などに行けば他の見学者の靴なども並んでいるはずですから、自分の家族の人数と照らし合わせてどれぐらいの広さが必要かを確認しておきましょう。
 段差についても、自分の体に合っているか、将来的なことも考えてバリアフリーとして有効かを確認しておくとよいでしょう。下駄箱などの玄関収納も、収納量はもちろんのこと、色などのデザイン、大きさなどに加えて圧迫感などのフィーリングも重要です。もちろん、扉なども開け閉めしたり、施錠なども行って実際の使い勝手を確認しましょう。玄関は家の顔ですから、第一印象も大切にしてじっくりと見ておきましょう。
 

廊下、階段


 仕様書の寸法では実際の行き来における感覚が分からないので、実際にすれ違って見たり、洗濯物などの荷物を持っている事を想定して移動してみて、必要な幅などを確認しましょう。
 階段については、幅はもちろん勾配や段差、手すりの高さ、握り具合なども確認しましょう。また、直線、L字などの様々なパターンがありますから、それぞれの特徴を体感しておきましょう。可能なら暗くなってから見学に行くと、照明のイメージも掴むことができます。
 

リビング、ダイニング


 ここも、間取り図だけでは広さをイメージしにくいところであり、さらに、様々な家具類も置かれるところなので、実際に確認することが重要になります。幸いにして、モデルハウスでは標準的な家具類が置かれた状態になっていることがほとんどなので、実際に食事をしたり、くつろいだりするようにシミュレーションしてみて、必要な広さを確認すると良いでしょう。このとき、同時に天井の高さも確認しておくとよいでしょう。
 また、床や壁、天井などの内装仕上げの色やデザインなどもカタログや見本ではイメージしにくいので、明るいもの、暗いものなど複数のパターンを見学して自分に合うものを探しましょう。さらに、リビングとダイニングはもちろん、キッチンや廊下なども含めた動線を確認してみて、それぞれの繋げ方の参考にすると良いでしょう。そして、リビングは来客の立場になって(まさに見学中は来客ですが)、全体から受ける印象を確認しておくとよいでしょう。
 

キッチン


 ついついシステムキッチンの装備やグレードなどに目が行ってしまいますが、ここはぐっと我慢して、実際にそこで家事をするのと同様に動いてみて、高さ、奥行き、全体の広さなどを確認していきましょう。特に、レイアウトは家事に大きく影響するので、どのスタイルが自分にあっているのかを確かめるようにしましょう。また、シンクの大きさや深さ、水栓の使い勝手、収納の量や使い勝手を実際に動作してみて確かめるようにしましょう。もちろん、動線のチェックも忘れずに行いましょう。
 

浴室


 ここも、ついつい浴室テレビやミストサウナなどの最新の機能面に目が行ってしまいがちですが、まずは使い勝手の確認を優先しましょう。浴槽については、実際に入浴しているように入ってみて、広さや入り心地を確認しましょう。洗い場も家族で入るのであれば、実際にその人数で並んでみて必要な広さを確かめておきます。また、シャワーの高さ、水栓の位置なども自分たちに合った位置を見ておくとよいでしょう。さらに、将来に備えて手すりの位置や扉なども確認しておくと良いでしょう。
 

洗面所


 最近は、シャワードレッサータイプが主流なので、基本性能に大きな違いはないでしょう。それよりも、収納量と位置、サイズなどが適当かどうかが重要になってきます。タオルや下着類、アメニティーなど意外と洗面所にはたくさんの物が置かれます。さらに、洗濯機も置くのであれば、その配置を確認することはもちろんのこと、洗剤などの洗濯用品の収納についても確認しておく必要があります。
 

トイレ


 便座、便器ともに様々なタイプがありますが、これらは基本的にカタログでも選択することが可能でしょう。それよりも、出入り口の幅や前後左右のスペースなどについて確認することが重要です。将来に備えて、介護が可能な広さになっているか、手すりの位置なども必要に応じて確認しておく必要があります。また、トイレにも収納があると大変便利ですから、スペースとして可能かなども含めて確認すると良いでしょう。
 

クローゼット、収納


 予め自分達の荷物の量なども確認しておき、モデルハウスで必要な広さを確認すると良いでしょう。モデルハウスによっては、実際に収納物が展示されていたり、書割であっても参考になる展示がされているところもあるので、それらと照らし合わせることで自分たちに必要な収納量が想像できると思います。
 ただ、モデルハウスの場合、見た目を重視するために必要な場所に必要な収納が設置されていないということもあるので、どこで何を収納する必要があるかということは、きちんと考えておく必要があるでしょう。特に、リビングやダイニングなどは要注意です。
 

各室


 寝室については、ベッドか布団かによって大きく異なりますが、いずれにしても最低限必要な部屋の広さがありますから、ここで確認しておく必要があります。大抵のモデルハウスはベッドが置かれていると思いますから、ベッドサイズと部屋の広さを確認して、残りのスペースがどのぐらい必要で、部屋全体としてどのぐらいの広さが必要かを確認しておきましょう。
 子供部屋も同様に、ベッドと机を置いた時に空きスペースと部屋全体の広さの関係を見て、必要な部屋の広さを確認しておきましょう。また、このとき、ベッドや机と窓、ドアとの位置関係を見て、部屋のレイアウトの参考にすると良いでしょう。
 

 モデルハウスも上手に活用すれば、とても参考になるものですから、目的と見るべき対象を事前に十分に検討して出かけると良いでしょう。


どうぞ、お気軽にお問い合わせください。


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